株式会社

 株式会社を設立する場合の手続きは、次の事項を全て行わなければなりません。

  [check] 定款の作成 ( 行政書士 )

  [check] 定款の認証手続き ( 行政書士 / 公証役場)

  [check] 出資の履行

  [check] 設立登記 ( 司法書士 )

 ----- 一般的に会社設立手続きはここまでのことを指しています -----

  [check] 公示

  [check] 税務署手続 ( 税理士 )

  [check] 社会保険・労働保険手続 ( 社会保険労務士 )

  [check] 業種によっては各種許認可申請 ( 行政書士 )

 ※ このように各種手続きを行って初めて、会社として成立し事業を行うことができるようになります。

 もちろん、全て(定款の認証以外)ご本人で行っていただいても結構です。
 しかし、手続きも非常に複雑ですし、上手に専門家を使って事業の将来を考えていただく時間を作っていただければと思います。

 また、事業開始に必要となる融資に関しても、ご相談に応じますのでお気軽にご相談ください。

 必要な場合は、司法書士、税理士、社会保険労務士のご紹介もさせていただきます。お気軽にお申し付けください。

資本金について

 株式会社を設立するとき、いろいろなことを考えなければいけませんが、そのうち「資本金」についてはいくらにしたらいい??という相談をよくいただきます。

 資本金は「1円」から認められます。

いわゆる1円会社と呼ばれるものです。

 法律上は「1円以上」なら大丈夫なのですが、資本金1円はお勧めできません。

 資本金は、社会一般に会社の信用を示す一つの数字だからです。

たとえば、次のようなときに資本金は参考にされます。

 資本金が参考にされるとき

[check] 融資を受けるとき

[check] 社員を採用するとき

[check] 新規取引先の選定をするとき       など


 つまり、会社経営に必要なすべての要素は資本金によって担保されてしまうということです。

 では、目安としていくらくらい必要になるのか?

 一つの目安としては「100万円」ではないでしょうか。
※100万円以上の資本金でなければ融資を受けることできないということは言い切れません。

 資本金の額は、いくらでも構いませんが、こういったことを参考に検討いただければよいのではないかと思っています。

 あなたの会社です。
最終的な金額は、あなたの思い入れのある数字にしていただければと思います